...長へに失はれて全く行く所を知らないのであるが...
會津八一 「拓本の話」
...「僕のほんとうに行く所はボストンだったのです...
有島武郎 「或る女」
...どっかへ行く所かい」「イヤ……そうでもない」「じゃ...
江戸川乱歩 「疑惑」
...房一の行く所にはいつもついて行つたものだ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...車は行く所にしか行かぬのであるが...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...あなたも私の行く所へいつまでもついて来ますね...
豊島与志雄 「蘇生」
...行く所がないので...
直木三十五 「死までを語る」
...やはり大学生のよく行く所だそうである...
夏目漱石 「三四郎」
...平岡の家迄附(つ)いて行く所を...
夏目漱石 「それから」
...そう骨を折って見に行く所でもないよと云った...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...歴史的世界の生産様式を把握し行く所に...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...我々の自己が歴史的制作的自己として実在を把握し行く所に...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...泳ぎに行く所までに恐ろしい岩の崖道がある...
浜尾四郎 「彼は誰を殺したか」
...」僕はその男の連れて行く所へ付いて行つて...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...そいで行く所が無いから...
三好十郎 「冒した者」
...結局は行く所まで行ってしまったわけである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかし他に行く所もなかったから...
柳田国男 「故郷七十年」
...必ず道に迷って行く所を失うといわれている...
吉川英治 「江戸三国志」
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