...蛸壺に触れると、怖がられるかもしれない...
...漁師が蛸壺を仕掛けて獲れる蛸を待つ...
...今週末は蛸壺漁へ行ってきます...
...蛸壺で獲れる蛸は新鮮で美味しい...
...蛸壺を回収して、網を繕っている漁師に出くわした...
...昼間は個々の蛸壺(たこつぼ)に身をひそめ...
梅崎春生 「日の果て」
...蛸が蛸壺からちょっと覗き出し...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...俺もどうやら蛸壺に腰を落ち着けすぎたようだ...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...竜安石の下の蛸壺(たこつぼ)になっているようなところへ突っ込むと...
中里介山 「大菩薩峠」
...蛸壺(たこつぼ)を沈(しづ)めるやうな其(そんな)寧(むし)ろあてどもないものではない...
長塚節 「土」
...彼等(かれら)が女(をんな)の所在(ありか)を覘(ねら)ふのは極(きは)めて容易(ようい)なものの樣(やう)ではありながら蛸壺(たこつぼ)が少(すこ)しの妨(さまた)げもなく沈(しづ)められる樣(やう)ではなく...
長塚節 「土」
...蛸壺(たこつぼ)の底(そこ)には必(かなら)ず小(ちひ)さな穴(あな)が穿(うが)たれてある...
長塚節 「土」
...打(う)ち込(こ)んだ女(をんな)の情(じやう)が強(こは)ければ蛸壺(たこつぼ)の蛸(たこ)が騙(だま)される樣(やう)にころりと落(おと)す工夫(くふう)のつくまでは男(をとこ)は忍耐(にんたい)と寧(むし)ろ危險(きけん)とを併(あわ)せて凌(しの)がねば成(な)らぬ...
長塚節 「土」
...蛸壺の底ひに穿てる...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...蛸壺やはかなき夢を夏の月この句は先験的連想の世界に人を羽化登仙させる句であると自分には思われる...
中谷宇吉郎 「「蛸壺」の句」
...「蛸壺」の句は生まれなかったのであろう...
中谷宇吉郎 「「蛸壺」の句」
...「蛸壺(たこつぼ)やはかなき夢を夏の月」の句を英訳することが...
中谷宇吉郎 「日本のこころ」
...「蛸壺やはかなき夢を夏の月」という芭蕉の句は...
中谷宇吉郎 「八月三日の夢」
...蛸壺の句にあるような先験的(トランセンデンタール)の光芒を帯びた夢や...
中谷宇吉郎 「八月三日の夢」
...蛸壺峠(たこつぼとうげ)へかかって...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...土瓶とか焙烙(ほうろく)とか土鍋とか蛸壺(たこつぼ)とかを作ります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
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