...まるで薑(はじかみ)や肉桂の辛烈舌を刺すやうなのを味はつたやうに...
薄田泣菫 「独楽園」
...その舌を刺すやうな風味に...
薄田泣菫 「独楽園」
...時としては野生の堅い梨(なし)のように人の舌を刺すものであり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...火のように舌を刺す液体をドクドクと口の中へ注ぎ込んでくれた……ように思うが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...今は舌を刺す力あるか...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...茨(いばら)のトゲを頬ばっているように、熱が舌を刺す...
吉川英治 「宮本武蔵」
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