例文・使い方一覧でみる「置いてきぼり」の意味

...置いてきぼりにされた小山内氏は... 置いてきぼりにされた小山内氏はの読み方
薄田泣菫「茶話」

...「信者を置いてきぼりにした罰（ばち）は覿面（てきめん）さ……」小山内氏はその後会ふ人毎にこの話をして鼻をぴよこぴよこさせてゐる... 「信者を置いてきぼりにした罰は覿面さ……」小山内氏はその後会ふ人毎にこの話をして鼻をぴよこぴよこさせてゐるの読み方
薄田泣菫「茶話」

...画かき達は曼舟氏を置いてきぼりにしてぐんぐん奥へ入つて往つた...
薄田泣菫「茶話」

...恰（ちやう）ど文展でいつも曼舟氏に置いてきぼりを喰（く）はされたやうに... 恰ど文展でいつも曼舟氏に置いてきぼりを喰はされたやうにの読み方
薄田泣菫「茶話」

...いつのまにかまた人の心の奥深いあたりにまでも置いてきぼりにしないではおかないやうな鳴声だ...
薄田泣菫「独楽園」

...早くしないとまた置いてきぼりを食う恐れがある... 早くしないとまた置いてきぼりを食う恐れがあるの読み方
夏目漱石「坑夫」

...進攻するアメリカ軍の後方に置いてきぼりを食いそうになった頃である...
野村胡堂「胡堂百話」

...そこまで見送って来た家中の誰かが云ったものだ――夷人（いじん）におびやかされて置いてきぼりにされたりしたものだが... そこまで見送って来た家中の誰かが云ったものだ――夷人におびやかされて置いてきぼりにされたりしたものだがの読み方
本庄陸男「石狩川」

...たつた一人置いてきぼりにされたやうな... たつた一人置いてきぼりにされたやうなの読み方
水野仙子「道」

...光ちゃんのこと思い出してさどうしてるかと思ったもんで駆けて来たやっぱり小父さんも婆やさんも光ちゃんのこと置いてきぼりで行ったんだな...
三好十郎「詩劇　水仙と木魚」

...「お前は父さん一人を置いてきぼりにしないでくれ... 「お前は父さん一人を置いてきぼりにしないでくれの読み方
室生犀星「みずうみ」

...どっちをみても自分ひとり置いてきぼりをくった感じで... どっちをみても自分ひとり置いてきぼりをくった感じでの読み方
山本周五郎「桑の木物語」

...「あんなふうにして置いてきぼりにして悪かった... 「あんなふうにして置いてきぼりにして悪かったの読み方
山本周五郎「風流太平記」

...自分が置いてきぼりにされたのも忘れて... 自分が置いてきぼりにされたのも忘れての読み方
山本周五郎「風流太平記」

...早く来なければ置いてきぼりにして帰ってしまうぞって... 早く来なければ置いてきぼりにして帰ってしまうぞっての読み方
横光利一「旅愁」

...置いてきぼりか」「左様な次第で」「不埒（ふらち）な奴どもではある」「しかし... 置いてきぼりか」「左様な次第で」「不埒な奴どもではある」「しかしの読み方
吉川英治「江戸三国志」

...このまま置いてきぼりは」「離さねえのか... このまま置いてきぼりは」「離さねえのかの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...彼を置いてきぼりにする... 彼を置いてきぼりにするの読み方
ルナアル　Jules Renard 岸田国士訳「にんじん」

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