...」「彼と共に仕事をするのは絶えざる楽しみであり...
石原純 「ロード・ラザフォード」
...軍閥闘争の絶えざるを見て「自ら真の軍隊を造り得ざる処に主権の確立は出来よう筈は無い...
石原莞爾 「戦争史大観」
...彼の前半生は――といってももはや後半生も残り少なになっているのであるが――かかることの絶えざる繰りかえしであった...
犬田卯 「沼畔小話集」
...余音嫋々(じょうじょう)として絶えざるの感あり...
高浜虚子 「子規居士と余」
...一つにはまた絶えざる努力と修練を要する事は勿論である...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...絶えざる戦闘(たたかい)に在るがごとくならずや...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...正しいことだったのか? 多くの違算や苦しみ、絶えざる困窮、朝から晩まで彼をとらえて放さぬ職務、一時間の黙想をも、一時間の沈黙をも、けっして見出し得ないあわただしさ、などのために彼は、体力消耗と神経衰弱的興奮との状態に陥ってしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...亡霊らと絶えざる戦いをなすことは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...絶えざる低い大太鼓(おおだいこ)の音に例の如く板をバタバタ叩(たた)く音が聞えて...
永井荷風 「すみだ川」
...絶えざる殺戮(さつりく)の残酷さ...
中島敦 「光と風と夢」
...絶えざる模索の状態は彼を鬱屈させてゐたのであつた...
中原中也 「思ひ出す牧野信一」
...二個の世界は絶えざるがごとく...
夏目漱石 「虞美人草」
...絶えざる拷問があったが...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...絶えざる忍耐と緊張を一人一人に要請するであらう...
原民喜 「平和への意志」
...南瓜(かぼちゃ)の蔓(つる)溜壺にとりつきて大きなる仇花に虻(あぶ)の絶えざるも善し...
正岡子規 「わが幼時の美感」
...これら村落の過剰人口は絶えざる都市移住によって処分され...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...絶えざる努力を払っていれば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...胡桃沢勘内氏民俗学の篤志家で文通絶えざるを幸い...
南方熊楠 「十二支考」
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