...私は全ての選挙者と共に如何に群衆が常に簒奪(さんだつ)せられ...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...「簒奪者(さんだつしゃ)(訳者注 ナポレオン)によって汚された」からである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...コルシカの食人鬼――簒奪者(さんだつしゃ)――暴君――自分の姉妹に愛着した怪物――ルマタ(訳者注 ナポレオンがひいきにした俳優)の教えを受けた道化役者――聖地ジャファの攪乱者(かくらんしゃ)――猛虎――ブオナパルテ――すべてそれらは消散してしまい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すべては簒奪(さんだつ)となる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...赫々(かっかく)たる簒奪者(さんだつしゃ)の上に恐るべき歴史家を解き放すことを躊躇(ちゅうちょ)し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...権利の簒奪(さんだつ)を代表している...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そしてあらゆる簒奪を掃蕩(そうとう)せんがためには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...簒奪(さんだつ)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...(莊二十二年)其田氏簒齊之後之言乎...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...その権力者をその知識をもって簒奪せんとすることが起るのである...
中井正一 「知識と政治との遊離」
...そうして孔叔を救え!」台の上の簒奪者(さんだつしゃ)は大いに懼れ...
中島敦 「弟子」
...その臣下の財産の不当な簒奪者になることくらい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...簒奪(さんだつ)の肚(はら)があるのではないかと人が疑います...
吉川英治 「三国志」
...乱世の奸雄たる本質をあらわして簒虐(さんぎゃく)をたくらむ...
吉川英治 「三国志」
...その簒逆(さんぎゃく)の罪も正し給わず...
吉川英治 「三国志」
...前漢の朝位を簒奪(さんだつ)した王莽(おうもう)を討って...
吉川英治 「三国志」
...徒(いたずら)に乱を起こして天下の簒奪(さんだつ)を目企(もくろ)んでいるとは決して思っていない...
吉川英治 「源頼朝」
...アタワルパの簒奪を罰するため...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索