...これは法則の立て方によって...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...議論の立て方は人びとによってまったく違うが...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...その時はまた理論の立て方もある...
薄田泣菫 「茶話」
...それにしても仏教は巧妙な心理の立て方をしたものだと私は思ふ...
田山録弥 「孤独と法身」
...干涸(ひから)びた暮しの立て方をしている者もあるさ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...もはや之は自然哲学ではなくて、却って自然の自然科学的研究に於ける個々の問題(テーマの立て方、概念の構成法、概念の使用法、理論の立て方、其他)に就いて、その統一的な解決指針を見出すことを目的とする...
戸坂潤 「辞典」
...それは却ってロマン派的・美学的・な方法――意味影像の世界の組織立て方――が確立されたからであって...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...けれども制度の立て方は...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...お角の腹の立て方は...
中里介山 「大菩薩峠」
...やや巧者な見立て方であるけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...だから昔のような理想の持ち方立て方も結構であるかも知れぬが...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...要するに標準の立て方で...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...各々の標準の立て方で...
「文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎」
...今度の立て方は、自慢じゃないが、盆興行としては理想的なもので、浅草の客をこっちへとっちまふ考へであったが、今日はその狙ひ通り成功したらしい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...立て方が大専(だいせん)だ...
正岡容 「小説 圓朝」
...市の立て方も昔風で...
柳宗悦 「全羅紀行」
...現在の「はい一」からの立て方では...
吉川英治 「折々の記」
...必要な脚色や小説模様はわたくしもわたくしなりの仕立て方で染め上げてはいるが...
吉川英治 「私本太平記」
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