...インタビューで無趣味と答えてしまった...
...彼氏が無趣味すぎて一緒に過ごす時間がない...
...仕事のストレスで無趣味になってきた...
...自分で無趣味だと思っていたけど、料理にはまっている...
...無趣味だという人には趣味を探すアドバイスをしてみよう...
...同時代北方作家の無趣味な道徳思想とは全く相容(あいい)れない一種の理想主義である...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...第一無学無趣味でね……まあ一口に言ふと愚者の群(むれ)やな...
薄田泣菫 「茶話」
...無趣味は、時間的乃至(ないし)は性格的な原因からでなくて、或いはかれの経済状態から拠(よ)って来たものかも知れない...
太宰治 「花燭」
...作者の力弱さと聴衆の無趣味とが暗々裏に一致して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無趣味な合唱を自分の級に教え込まなければならない場合には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...あなたをとり巻いてるこの無趣味な社会は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...此無趣味な庭(には)を眺めた...
夏目漱石 「それから」
...またもっとも無趣味に四角張ったる点において自分の机と同様である...
夏目漱石 「野分」
...鐘五郎の無趣味な生活が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...実に詩人の為(な)すべきことは、人の無趣味とし、殺風景とし、俗悪とし、*プロゼックとするものに就いてさえ、新しき詩美を発見し、詩の世界を豊富にして行くことに存するのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...先づ古今集といふ書を取りて第一枚を開くと直に「去年(こぞ)とやいはん今年とやいはん」といふ歌が出て來る實に呆れ返つた無趣味の歌に有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...ただ言葉の言ひかけ言ひまはしをのみつとめて無趣味の者を作れり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...趣向の小説的なる者を捕へてこれを歌に詠みこなす事は最も難きわざなるにただ歴史を叙する如き筆法に叙し去りて中心もなく統一もなき無趣味の三十一文字となし自(みずか)ら得たりとする事初心の弊(へい)なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...前日と異なる逕路を取りしを思へばこの会合は無趣味なるが如くにしてその実前後の大関鍵(だいかんけん)たりしなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...ただ君が容易に依頼者を満足するの弊として往々粗末なる杜撰(ずさん)なる陳腐なる拙劣(せつれつ)なる無趣味なる画を成す事あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...無趣味なものの比ではないのである...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...無趣味極まる欺瞞(まやかし)は僕は疾(と)うから知っている...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...又は無趣味なものと思われまい...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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