...従って芝居なぞも火の消えたようなので...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...したがって仏師の仕事も火の消えたようなことになりました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...こんな火の消えたような調子じゃありませんな...
豊島与志雄 「変る」
...火の消えたような静まり方で...
中里介山 「大菩薩峠」
...中は火の消えたような淋しさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...火の消えたような静寂のうちに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...老中水野越前守(みずのえちぜんのかみ)の改革に火の消えたような有様ですが...
野村胡堂 「礫心中」
...絃歌の賑わいも夢となって火の消えたような有様...
山本笑月 「明治世相百話」
...火の消えたような淋しさを感じていたらしい...
夢野久作 「二重心臓」
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