...彼女は最近気もそぞろで、やる気がない...
...あまり眠っていないので、今朝は気もそぞろだ...
...仕事が忙しくて、気もそぞろでミスをしてしまった...
...友達との喧嘩で気もそぞろになってしまった...
...寒さで体が冷えて、気もそぞろになってきた...
...気もそぞろに走る影がして...
泉鏡花 「怨霊借用」
...気もそぞろに駈け上る...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...気もそぞろにタクシーを急がせて...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...正三は気もそぞろであった...
原民喜 「壊滅の序曲」
...気もそぞろになります」血走った眼で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そのうちに気もそぞろになッてきた...
久生十蘭 「湖畔」
...どうも気もそぞろな様子なんである...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...ヤシの影にたたずみ、次に何が起こるか、気もそぞろ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...夫はじっと立ったまま、気もそぞろだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...気もそぞろになり申すよ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...保本のことが心配で気もそぞろという感じだったよ」六その夜...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...掃除がすむともう留さんは栗橋のほうへ気もそぞろに走っている...
山本周五郎 「留さんとその女」
...気もそぞろに抱きついて泣いた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼は気もそぞろだった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...気もそぞろに、家へ戻ってくると、お祖父さんは仏壇を開いて、燈明をあげているところだった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...気もそぞろに帰ってきたのですが...
吉川英治 「三国志」
...「はっ、実は……」と、董承は答えもしどろもどろに、「天子のお召しに応じて、何事かと、参内いたしましたところ、思いがけなく、錦の御衣と玉帯とを賜わり、天恩のかたじけなさに、実は、気もそぞろに、私第(してい)へ退がって参ったところです」「ほう...
吉川英治 「三国志」
...「俄なことでお気もそぞろだ...
吉川英治 「私本太平記」
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