...少しもそんな事は気にならないらしい...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...良秀にはそれも格別気にならないと見えまして...
芥川龍之介 「地獄変」
...平常(ふだん)は大して気にならないのが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...僕たちには不思議にそれが気にならない...
太宰治 「パンドラの匣」
...君をそんななりで外に出しても気にならないということだから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「蒼炎石」
...その気にならないかも分らない...
豊島与志雄 「新妻の手記」
...ちょっと手を出してみる気にならない...
中里介山 「大菩薩峠」
...人はむしろ助けに行く気にならないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...京都へ行く気にならないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...かじかんで仕事をする気にならない...
夏目漱石 「永日小品」
...つい近頃はどこへも出る気にならないんです...
夏目漱石 「行人」
...細君も近の字はまるで気にならない様子で...
夏目漱石 「門」
...生意気にならないようにするのが学問の力サ...
三宅花圃 「藪の鶯」
...それよりもモットおかしいのは病気にならない前には食物の事へ無頓着(むとんちゃく)でいて...
村井弦斎 「食道楽」
...我々だったらとうてい自分の子供をあずける気にならないようなみすぼらしい乳母に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らは約束をたがえても一向気にならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...Jeune, je ne suis pas gros, j'etais petit, mais sain et fort de tempramentわたしはそれをとがめる気にならない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...さほど気にならない...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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