...昼からちょっと東の方の山へ行った...
石川欣一 「可愛い山」
...「いけないわ、毎日、お昼から、酔っていらっしゃる」バアの向いの、小さい煙草屋の十七、八の娘でした...
太宰治 「人間失格」
...君は、きのうの昼から、けさまで、ぐっすり眠っていたんだ...
太宰治 「ろまん燈籠」
...昼からは毎日お詣(まい)りにゆくか...
近松秋江 「霜凍る宵」
...昼からつれて来た子供は...
徳田秋声 「爛」
...昼からの引続いての神楽(かぐら)と...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨日(きのう)は昼から寝込んでいたそうですよ」馬道の出雲屋へ行ったガラッ八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昼から荷物を宿屋にあずけて...
林芙美子 「新版 放浪記」
...昼から風の中を仕事さがしに歩く...
林芙美子 「新版 放浪記」
...昼から工場に出る...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...この次の幕は? この次の幕は? さう思ひながら私は昼から到々夜の部の大詰まで見通してしまつた...
牧野信一 「思ひ出した事(松竹座)」
...「ここでは火の番が昼から詰めているのですか」「あれは表向きだ」と去定が答えた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...矢代は昼からの会合に人疲れを覚えたので乗り切れぬ自動車をやめて歩くことにした...
横光利一 「旅愁」
...昼から酒くさい息を吐(は)いて云った...
吉川英治 「三国志」
...昼からの酒がふんぷんと匂っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...昼から陣旗をひそめていた部隊が...
吉川英治 「私本太平記」
...主君の母堂や夫人の落ちのびた先を昼から捜しに出ていたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...昼からもう飲んでいる...
吉川英治 「平の将門」
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