...今やおそしと待ちかまえるのでした...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...利口な銃猟家はそこで待ちかまえるわけである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あるいはヤマネズミがその冬ごもりから思い切って出てくるのを見のがすまいと待ちかまえる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それとなく心待ちに待ちかまえるような事さえあるようになって来たのである...
永井荷風 「鐘の声」
...中央へその一党の場席を大きく陣取って待ちかまえるのだ...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...彼らはなにごとかを待ちかまえるかのごとく耳を澄まして顔をあげた...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...待ちかまえるのだった...
松永延造 「ラ氏の笛」
...(F・O)○=(F・I)左衛門宅大広間の次の室にはふんぞり七兵衛の率いる捕方が合図如何と待ちかまえる...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...階を隔てて傲然(ごうぜん)と待ちかまえる...
吉川英治 「三国志」
...弓弦(ゆづる)を並べて待ちかまえると...
吉川英治 「私本太平記」
...時刻を待ちかまえる覆面の群れ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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