...所詮は底ぬけに小心者で...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...真昼は底ぬけに明るくて悲しかつた...
原民喜 「鎮魂歌」
...手桶をも其處に投出して一つは滿足成しが一つは底ぬけに成りけり...
樋口一葉 「大つごもり」
...手桶をも其処(そこ)に投出(なげいだ)して一つは満足成しが一つは底ぬけに成りけり...
樋口一葉 「大つごもり」
...子供のためにあったような生活の気分がガラリと底ぬけになるのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そして、将門の恋と、併せて、正月の夜を、底ぬけに、祝った...
吉川英治 「平の将門」
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