...父は太っ腹なところがあって...
高村光太郎 「回想録」
...太っ腹なるまでに放蕩者(ほうとうもの)で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あれほど太っ腹な女のくせに...
中里介山 「大菩薩峠」
...太っ腹な良い人でしたもの」お常は強く否定します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...御主人は太っ腹な...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...気さくで太っ腹な...
久生十蘭 「キャラコさん」
...この良策は後の世の太っ腹な人に譲るとしよう...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...事業家ともなれば太っ腹な人柄を備えなければならないから...
山本周五郎 「季節のない街」
...太っ腹ないい男だったが...
夢野久作 「爆弾太平記」
...養子とは反対の太っ腹なむっつりした男で...
横光利一 「夜の靴」
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