...これだけは蕪村(ぶそん)の大手腕も畢(つひ)に追随出来なかつたらしい...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...破壊的大手腕を有せず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...将(まさ)に成らんとするに備うるの経世的大眼孔と経世的大手腕とを欠けり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...雲の如き群雄をことごとく一手に収攬(しゅうらん)した政治的大手腕というものは...
中里介山 「大菩薩峠」
...その大手腕を発揮することができたのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼は文字通りの大手腕を揮(ふる)うのに...
中里介山 「大菩薩峠」
...二にして一の実相として彷彿させる大手腕の歌だ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...あそこまでエグリ付けられた氏の大手腕に...
夢野久作 「江戸川乱歩氏に対する私の感想」
...大手腕だと思う...
吉川英治 「随筆 新平家」
...この像の人を圧するような力はそういう大手腕に基づくのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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