...今から思えば殆(ほと)んど夢のような気がする...
淡島寒月 「梵雲庵漫録」
...夢のように十年が過ぎました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...夢のようだ...
太宰治 「八十八夜」
...ついさっきまでまだ夢のように...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...昨日の出来事が自分ながら夢のような気がしてくるのであった...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...巳之助には夢のようにも思われました...
豊島与志雄 「古木」
...夢のような静けさだった...
豊島与志雄 「理想の女」
...唯(ただ)夢のようだというより外はない...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...ひょっこりとここへ現われるなどは夢のようなものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分はもうすでにこの夢のようなものに祟(たた)られているのだ...
夏目漱石 「明暗」
...夢のような罪人に宣告を下した後(あと)の彼は...
夏目漱石 「明暗」
...なにか夢のような...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...彼女に対する熱烈な恋は夢のように覚(さ)めてしまい...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...夢のように感じながら...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...夢のような気持ちがした...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...まちがった思想も夢のような考えも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...夢のようなすばらしい時間がある...
山本周五郎 「七日七夜」
...夢のような一塊(かたま)りずつの煙りを残して海面(うなも)に流れる...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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