...苦しげにしかし亭亭(ていてい)として聳(そび)えていた...
室生犀星 「生涯の垣根」
...亭亭たる松の梢にある飼箱に群れる小鳥の声がするばかりであつた...
室生犀星 「名園の落水」
...新詩標格自亭亭...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...亭亭(ていてい)と大毛槍(だいけやり)を立てた如くに直立し又は斜(なゝめ)に交錯して十丈以上の高さに達して居る椰子(やし)林を颯爽(さつさう)たる驟雨(しうう)に車窓を打たれ乍(なが)ら...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??