例文・使い方一覧でみる「ろばた」の意味


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...其処から見透(すとほ)しの台所の炉辺(ろばた)に...   其処から見透しの台所の炉辺にの読み方
石川啄木 「鳥影」

...『何處さ行(え)げや?』と大工の妻は爐邊(ろばた)から聲をかけたが...   『何處さ行げや?』と大工の妻は爐邊から聲をかけたがの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...炉傍(ろばた)で縫い物をしていました...   炉傍で縫い物をしていましたの読み方
太宰治 「嘘」

...薄汚(うすぎたな)い祭文語りは炉端(ろばた)へ呼び入れられて...   薄汚い祭文語りは炉端へ呼び入れられての読み方
徳田秋声 「足迹」

...お島は時々炉端(ろばた)で差向いになることのある...   お島は時々炉端で差向いになることのあるの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...いつも炉端(ろばた)に姿をみせる精米所の主人が...   いつも炉端に姿をみせる精米所の主人がの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...親子兄弟大きな炉側(ろばた)でコト/\藁(わら)を擣(う)っては...   親子兄弟大きな炉側でコト/\藁を擣ってはの読み方
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」

...金森家を潰される外には道は無い」「――――」「百姓町人が莚旗(むしろばた)を押立(おした)て...   金森家を潰される外には道は無い」「――――」「百姓町人が莚旗を押立ての読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...女房は下座の爐辺(ろばた)にすわつて挨拶さへもしない...   女房は下座の爐辺にすわつて挨拶さへもしないの読み方
平出修 「夜烏」

...思ひがけなく私のこの寂しい爐傍(ろばた)に現はれるつてことがあり得よう...   思ひがけなく私のこの寂しい爐傍に現はれるつてことがあり得ようの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...夜は炉傍(ろばた)に村人を集めて爽快な武者修業談を語ろう...   夜は炉傍に村人を集めて爽快な武者修業談を語ろうの読み方
牧野信一 「吊籠と月光と」

...私は炉端(ろばた)でウィスキーを酌(く)みながらこの詩を低吟した...   私は炉端でウィスキーを酌みながらこの詩を低吟したの読み方
宮地嘉六 「老残」

...蓆旗(むしろばた)といって五月の節供(せっく)のまえの晩...   蓆旗といって五月の節供のまえの晩の読み方
柳田国男 「母の手毬歌」

...炉端(ろばた)に一人の老人が坐り...   炉端に一人の老人が坐りの読み方
山本周五郎 「ちくしょう谷」

...相変らず蓆機(むしろばた)を織る音が...   相変らず蓆機を織る音がの読み方
吉川英治 「三国志」

...蓆機(むしろばた)のそばに腰をおろし...   蓆機のそばに腰をおろしの読み方
吉川英治 「三国志」

...がたん……ことん……蓆機(むしろばた)は単調な音をくりかえしているが...   がたん……ことん……蓆機は単調な音をくりかえしているがの読み方
吉川英治 「三国志」

...艫端(ろばた)に人間の腕だけが見える...   艫端に人間の腕だけが見えるの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「ろばた」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ろばた」


ランダム例文:
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