...処処分流白玉渠(しよしよぶんりうすはくぎよくのきよ)...
芥川龍之介 「本の事」
...君の所に少しでもよぶんの金はないだろうか...
有島武郎 「星座」
...かたわな人のよぶんな肉を切りとって...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...「それだけ賃錢(ちんせん)が餘分(よぶん)に成(な)ります...
泉鏡太郎 「大阪まで」
...余分(よぶん)なことはすこしもしないかわりに...
伊藤左千夫 「箸」
...さっさとよぶんのお金をはらって...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...(腰掛ケルニモ餘分(よぶん)ノ椅子(いす)ガナイノデ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...そして やっぱり いたちは よぶんじゃ なかったと おもいました...
新美南吉 「がちょうの たんじょうび」
...祝儀だけよぶんに飲めましょう...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...〈三百二十五葉〉宗教の事に与聞(よぶん)する権利を論ずる章(撮要)〈上略〉回教征戦の名実につきては...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...わたしのところへ犬をよぶんです」リザ・セミョンノヴナが室へ戻ると...
「赤い貨車」
...世文内(よよぶんない)と称した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...少しく余分(よぶん)に感歎する者は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...ところが夫になった人は私に決してよぶんなお金を自由にさせません...
柳原白蓮 「私の思い出」
...下腹によぶんな脂肪がつき...
山川方夫 「非情な男」
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