...或る年の『国民新聞』に文壇逸話と題した文壇の楽屋咄(ばなし)が毎日連載されてかなりな呼物(よびもの)となった事があった...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...殊(こと)に『都之花』の巻頭の呼物(よびもの)となった「花車(はなぐるま)」は愚作であると思った...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...三つをよびものにして...
海野十三 「透明猫」
...よびものの空中曲芸を見せろと...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...最後のよびものの空中曲芸が...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...また闘牛中の大呼物(おおよびもの)――じっさいどんな平凡な闘牛ででも馬の二...
谷譲次 「踊る地平線」
...噴水と金魚もたしかによびもののひとつであったのであろう...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...茶屋の呼物(よびもの)になっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...ラフワエルの「処女のマリア」は呼物(よびもの)であるに拘(かゝは)らず芝居掛(がゝ)つた有難くない絵であつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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