...もうひとつのかわった風景は...
海野十三 「宇宙の迷子」
...そのもうひとつの黄金どくろを...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...じゅうたんの棒が、しずかにごろんところがって、巻いてあるじゅうたんのはじがとけ、またもうひとつ、ごろんところがると、とけたじゅうたんが倍になり、三どめに、ごろんところがったとき、中から、なにか、まっ黒なものがはいだしました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...どうだ、もうひとつ、腕だめしを、やってみるか...
江戸川乱歩 「探偵少年」
...顫(ふる)えながらもうひとつ奥へ進んで行きました...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...攻撃用にもうひとついる...
高見順 「いやな感じ」
...さらにもうひとつ...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」
...「ところがより繊細でさらに惹かれる点がもうひとつあります...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「ライギット・パズル」
...もうひとつ とねだる...
中勘助 「銀の匙」
...もうひとつ貝があるから持ってきて...
新美南吉 「病む子の祭」
...もうひとついえば...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...……もうひとつは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それからもうひとつ……いや...
久生十蘭 「黒い手帳」
...それに、もうひとつは、おらたちが刳舟にしてこの木を持ってってしまうと、やつらは嫌でも陸(おか)を大廻りしてやって来なくちゃならねえ...
久生十蘭 「地底獣国」
...中部屋には裏階段へ通じる扉がもうひとつある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...もうひとつまた別の一羽はさらにさらに高い梢へ飛んで行くと...
正岡容 「小説 圓朝」
...好きだだ」もうひとつの赤い大きい唇がわめいた...
山川方夫 「その一年」
...忘れかねる桔梗の面影やら、死んだ愛児のことばかりでなく、もうひとつ、彼の心には、孤独な怯(おび)えが潜んでいた...
吉川英治 「平の将門」
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