...滅茶滅茶(めちゃめちゃ)だ...
太宰治 「正義と微笑」
...力のかぎりめちゃくちゃに茶筌で掻きまわしたものらしく...
太宰治 「不審庵」
...めちゃ苦茶である...
太宰治 「未帰還の友に」
...君……そんな滅茶(めちゃ)な...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...めちゃくちゃに投げた...
豊島与志雄 「或る作家の厄日」
...いくら勉強しても人は褒(ほ)めちゃくれず...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...禿はめちゃめちゃに砕けて有名なるイスキラスはここに無惨(むざん)の最後を遂げた...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...多勢の人足の手でめちゃめちゃに打ちこわされ...
野村胡堂 「九つの鍵」
...気取ったって褒(ほ)めちゃやらないよ」ガラッ八とうとうあきらめて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...やめちゃへッ」と荒れ出して...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...めちゃくちゃに雪を投げつけたので...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
... めちゃくちゃななかを ばにばにベンジャミンは 何とか かきわけて 気を もみもみ ちりほこりに まみれながらも オーヴンに たどりつきます...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...それが今や全てがめちゃめちゃになってしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...いまズタズタに、めちゃめちゃに、蝕まれつくした最後の最後の頭のなかで、玉虫色の光に濡れて見えくる大歓喜の景色はすべて、あの夜のものばかりだった...
正岡容 「圓朝花火」
...電車がぶつかってめちゃめちゃになった三鷹の交番に警官は一人もいなかったという事実は何を物語るでしょうか...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...ひとりで三十門の砲に対抗するのはめちゃと言わねばならぬ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私の記憶にあるなつかしいイメージをめちゃめちゃにしてしまうかもしれない...
山本周五郎 「青べか物語」
...僕の心に巣喰っている虚無の方がズット深くて強いんですからね……明日になったらキット醒めちゃうんですから……」「理屈を言ったって駄目よ...
夢野久作 「女坑主」
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