...謀叛(むほん)の宗人(むねと)にはならなかった...
芥川龍之介 「俊寛」
...お定さんも謀叛(むほん)の一味に加つたな?』『謀叛(むほん)だど...
石川啄木 「天鵞絨」
...御謀叛(むほん)とこそ見えて候へ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...ただ『調和』の入場券をつつしんでお返しするだけのことだよ」「それは謀叛(むほん)です」と...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...謀叛(むほん)の相談をしているとも思われない...
中里介山 「大菩薩峠」
...一つの謀叛(むほん)を起さしめたのはぜひもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...何かしら謀叛気(むほんぎ)を湧かさずにはおられないかの如く見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...羅馬に謀反(むほん)をせしといふ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...謀叛(むほん)を企(たくら)む大名などがあつては大變ぢやないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...謀反(むほん)を企てて徳川幕府を倒そうとしたことなどがあり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ムラムラと謀叛氣(むほんぎ)が起きてゐるところへ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...不意にむほんをおこされたやうで...
林芙美子 「崩浪亭主人」
...我々が怨恨・残忍・野心・吝嗇(りんしょく)・悪口・謀反(むほん)に向う傾向を助長するときにはめざましい働きをするが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...謀叛(むほん)では断じてありません...
吉川英治 「三国志」
...謀叛人(むほんにん)だ...
吉川英治 「三国志」
...謀叛人(むほんにん)のすることです...
吉川英治 「三国志」
...ひそかに謀反(むほん)をたくむ者と...
吉川英治 「私本太平記」
...五吉次の謀叛気(むほんぎ)にも組せない...
吉川英治 「源頼朝」
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