...山男が謀叛(むほん)するわ...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
......
石川啄木 「一握の砂」
...お定さんも謀叛(むほん)の一味に加つたな?』『謀叛(むほん)だど...
石川啄木 「天鵞絨」
...殊に先年月形城の謀叛(むほん)以来牡鹿山の老臣共は猜疑(さいぎ)の念が深くなって...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...先年謀叛(むほん)を企てたことのある月形城の横輪豊前守は...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...晩年には殊に謀叛気(むほんぎ)を見せて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一つの謀叛(むほん)を起さしめたのはぜひもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...本当に謀叛(むほん)のできる奴はいくらもあるものではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...肝心(かんじん)なところで山気(やまぎ)だの謀叛気(むほんぎ)だのって低気圧を起しちゃ親不孝に当らあね...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...謀叛人(むほんにん)の娘と言ふ自分の素姓は言ひませんでしたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...重い物を引摺るやうな音は聞えたやうに思ふが」「それが謀叛(むほん)の證據になるかも知れなかつたんだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...謀叛人(むほんにん)には容赦しない方ですよ...
森本薫 「華々しき一族」
...ローマ人が新たに征服した人民の謀叛(むほん)をふせぐために第一に用いた注意は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...このアタラクシアというのは、平和な落ちついた生活状態のことで、彼らは我々が物事に関して持っているつもりでいる意見なり知識なりに影響されて受ける動揺に、全くわずらわされないのである(実にこうした心の動揺から、疑心、吝嗇(りんしょく)、そねみ、飽くことのない欲望、野心、高慢、迷信、革新ずき、謀反(むほん)、反抗、頑固、その他肉体的苦痛の大部分は、生れ出るのである)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「謀反(むほん)をあかしても安心な男」といわれるほどの忠実なしもべにはなりたくない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おまえ達まで村重と共に謀反(むほん)したわけではあるまい...
吉川英治 「黒田如水」
...「山淵父子の謀叛(むほん)なら...
吉川英治 「新書太閤記」
...荒木村重の謀叛(むほん)に組し...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??