...僕もむしゃくしゃ腹を癒(いや)すにはよかろうと思って...
岩野泡鳴 「耽溺」
...むしゃくしゃ腹を立てているところへ弘さんがやって来たんです...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...だれかにそのむしゃくしゃ腹を持って行って...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...むしゃくしゃ腹の具象変形に過ぎないと思われる...
中里介山 「大菩薩峠」
...水戸を毛嫌いしている――こういうむしゃくしゃ腹で...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこでむしゃくしゃ腹にどてらを羽織って出て大戸をあけるなり「今頃になって誰だ」と怒鳴った...
森於菟 「屍体異変」
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