...みやびやかになったのも...
芥川龍之介 「邪宗門」
...若し私が日本人のみやびやかな寛衣を着て...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ひなびてゐてみやびやかである...
種田山頭火 「行乞記」
...言葉はみやびやかで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...鬼の手にかゝつてみやびやかな舞姫の白い股が現れたりするに至つては...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...ようやく成長して容華(すがた)雅麗(みやびやか)に...
南方熊楠 「十二支考」
...美くしく優しく長(とこ)しなえにもだして横わる小さい姿の――おお私のたった一人の――たった一人の私の妹よ――(三)糸蝋はみやびやかに打ち笑む...
宮本百合子 「悲しめる心」
...私は其周囲にみやびやかにおとなしい初子と...
森鴎外 「椙原品」
...自分で極めた大詰へみやびやかな迷の路をさまよいながら運ばせる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...(c)みやびやかで弱々しいのよりは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...妻女がみやびやかに答えたところによると...
山本周五郎 「思い違い物語」
...名前だけは公卿のようにみやびやかであるが...
山本周五郎 「風流太平記」
...みやびやかさだと思い...
横光利一 「旅愁」
...あなたはその深いみやびやかな御心の一端を...
横光利一 「旅愁」
...自分らがみやびやかなお心の一端を担うお使者だというところで...
横光利一 「旅愁」
...みやびやかなことだと思った...
横光利一 「旅愁」
...その平和なみやびやかさが良いのだと思った...
横光利一 「旅愁」
...「みやびやかなる情(こころ)」のかぎりを写している(玉の小櫛...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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