...揚州へ行ったときもおまんじゅう屋をみせてもらったりした...
上村松園 「余齢初旅」
...讐に毒饅頭(どくまんじゅう)を食わせる為に...
江戸川乱歩 「恐ろしき錯誤」
...蒸籠(せいろ)から出したばかりのまんじゅうからは...
寺田寅彦 「柿の種」
...無理に持って来れば饅頭(まんじゅう)が mound に似ている...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...倉の金をまんじりと見ゆ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...私はこの兄にとって我儘(わがまま)な一箇の驕慢児(きょうまんじ)であることを許されていた...
徳田秋声 「蒼白い月」
...梅月の栗まんじゅうは三十幾つがレコードだった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...一と晩まんじりともしなかつたさうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...裏の石灯籠の下の土まんじゅうが怪しいとにらんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...又次の夜はまんじりとも出来なかつたことなどは少しも知らない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...支那まんじゅうを仕込んで行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...大森の家で一人でまんじりともしないで自分を待ち続けていたであろう母の事だのを考え通していた...
堀辰雄 「菜穂子」
...とくの昔に手足は饅頭(まんじゅう)のごとく柔らかくなって...
柳田国男 「雪国の春」
...兄の万寿(まんじゅ)を...
吉川英治 「私本太平記」
...――そのうちの万寿(まんじゅ)と茶々(ちゃちゃ)にちがいないと直感したからである...
吉川英治 「新書太閤記」
...あれが饅頭(まんじゅう)売りの武大(ぶだ)ッていう薄野呂(うすのろ)のおかみさんじゃござんせぬか」「ひぇっ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...饅頭(まんじゅう)なりの丘のうえだった...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...まんじゅうをこれへ届けると...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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