例文・使い方一覧でみる「ままよ」の意味


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...「や、火事だぞ、それにしても、こんな大きな火事は、俺の家より他にないが、ままよ、急いで帰ったところで間に合うまい、ここで尻でも炙(あぶ)ろうか」と云って、長者は大きな尻を、浦戸の方へ向けて突きだしました...   「や、火事だぞ、それにしても、こんな大きな火事は、俺の家より他にないが、ままよ、急いで帰ったところで間に合うまい、ここで尻でも炙ろうか」と云って、長者は大きな尻を、浦戸の方へ向けて突きだしましたの読み方
田中貢太郎 「宇賀長者物語」

...咲子さん少しわがままよ...   咲子さん少しわがままよの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...兼太郎はエエままよ今日はいっそ寝坊ついでに寝て暮らせと自暴(やけ)な気にもなるのであった...   兼太郎はエエままよ今日はいっそ寝坊ついでに寝て暮らせと自暴な気にもなるのであったの読み方
永井荷風 「雪解」

...「ままよ、こうして名古屋まで伸(の)しちまえ」米友は大八車を引っぱることを、力に於ては、さして苦としませんから、このまま、ずるずるべったりに、目的地の名古屋城まで、車力に代ってやってもいいと思いました...   「ままよ、こうして名古屋まで伸しちまえ」米友は大八車を引っぱることを、力に於ては、さして苦としませんから、このまま、ずるずるべったりに、目的地の名古屋城まで、車力に代ってやってもいいと思いましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...されば、ままよ...   されば、ままよの読み方
中原中也 「亡弟」

...――ええままよ、どうせいそがしついでだ...   ――ええままよ、どうせいそがしついでだの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...昭和二十二年八月二十日松戸にて   訳者目次まえがき解き得ぬ謎(なぞ)(1-15)生きのなやみ(16-25)太初(はじめ)のさだめ(26-34)万物流転(ばんぶつるてん)(35-56)無常の車(57-73)ままよ...   昭和二十二年八月二十日松戸にて   訳者目次まえがき解き得ぬ謎生きのなやみ太初のさだめ万物流転無常の車ままよの読み方
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」

...ままよと切りだしてみると...   ままよと切りだしてみるとの読み方
久生十蘭 「無月物語」

......   の読み方
堀辰雄 「鳥料理」

...打つも叩くもお前のままよ惚れたんじゃもんの好きなんじゃ入れ撥はここであしらわれて...   打つも叩くもお前のままよ惚れたんじゃもんの好きなんじゃ入れ撥はここであしらわれての読み方
正岡容 「随筆 寄席風俗」

...君とねようか千石とろか、ままよ千石、君とねよと、権利ずくな大名の恋をはねつけ、町人世界の意気立ての典型と仰がれた高尾も、女としての自由な選択は、自分を買って金をつむものの間にだけ許された...   君とねようか千石とろか、ままよ千石、君とねよと、権利ずくな大名の恋をはねつけ、町人世界の意気立ての典型と仰がれた高尾も、女としての自由な選択は、自分を買って金をつむものの間にだけ許されたの読み方
宮本百合子 「偽りのない文化を」

...ままよと火の玉めがけて船を進めると...   ままよと火の玉めがけて船を進めるとの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...どんなことがあってもこのままよその人になっておしまいになることはあるまいと思いかえす心が常に横にあった...   どんなことがあってもこのままよその人になっておしまいになることはあるまいと思いかえす心が常に横にあったの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...ままよ、暫(しばら)く隅(すみ)に居ん...   ままよ、暫く隅に居んの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」

...ままよ、面倒くさい、打ッちゃらかして行けという気なのでしょう、そのまま御行(おぎょう)の松の先から横丁へ影を隠して、やがて上野のすそから山下の通りへ出ました...   ままよ、面倒くさい、打ッちゃらかして行けという気なのでしょう、そのまま御行の松の先から横丁へ影を隠して、やがて上野のすそから山下の通りへ出ましたの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...かねてから名を聞いていた赤坂の武士侠客がどんな難題を吹っかけるのか、ままよ、行く所まで行って見ろと、彼等の指図を待たず、梅茶亭の門に置かれた辻駕の中へ身を入れた...   かねてから名を聞いていた赤坂の武士侠客がどんな難題を吹っかけるのか、ままよ、行く所まで行って見ろと、彼等の指図を待たず、梅茶亭の門に置かれた辻駕の中へ身を入れたの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...お許の思いのままよい死に場所を取って...   お許の思いのままよい死に場所を取っての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...百刀会の百口(ふり)鍛ち上げにかかると共に、一時は杯(さかずき)を捨ててもみたが、鬼となって、仕事へ打ち込む情熱は、酒へもつい燃えつき易く、一唇(くち)触れれば、ままよとなって、一升二升、暮れても明けても、分らない彼の酒だった...   百刀会の百口鍛ち上げにかかると共に、一時は杯を捨ててもみたが、鬼となって、仕事へ打ち込む情熱は、酒へもつい燃えつき易く、一唇触れれば、ままよとなって、一升二升、暮れても明けても、分らない彼の酒だったの読み方
吉川英治 「山浦清麿」

「ままよ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「ままよ」


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