例文・使い方一覧でみる「まひ」の意味

...あたかも阿片（あへん）において見ると同じ麻痺的症状（まひてきしょうじょう）を来（きた）し... あたかも阿片において見ると同じ麻痺的症状を来しの読み方
海野十三「不沈軍艦の見本」

...次に火（ほ）の夜藝速男（やぎはやを）の神を生みたまひき... 次に火の夜藝速男の神を生みたまひきの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...かれおのれ直（ただ）にまゐ上りて仕へまつらむ」とまをさしめたまひき... かれおのれ直にまゐ上りて仕へまつらむ」とまをさしめたまひきの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶「古事記」

...殺してもかまひません... 殺してもかまひませんの読み方
鈴木三重吉「かたつむり」

...みんな石になつてしまひます... みんな石になつてしまひますの読み方
鈴木三重吉「湖水の鐘」

...その手を引つこめてしまひました... その手を引つこめてしまひましたの読み方
オイゲン・チリコフ鈴木三重吉訳「そり（童話）」

...急に居ずまひを直しながら... 急に居ずまひを直しながらの読み方
薄田泣菫「茶話」

...春水（しゅんすい）をせせらぐやうにしつらへし唄（うた）ひつつ笑（え）まひつつ行く春の人春草を踏み越え／＼鳩（はと）あるく三月十九日　物芽会... 春水をせせらぐやうにしつらへし唄ひつつ笑まひつつ行く春の人春草を踏み越え／＼鳩あるく三月十九日　物芽会の読み方
高浜虚子「六百句」

...しまひに和睦の印とでも云ふわけか... しまひに和睦の印とでも云ふわけかの読み方
ドストエウスキー　Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳「鰐」

...半刻ばかりの間にこれだけのネタを擧げてしまひました... 半刻ばかりの間にこれだけのネタを擧げてしまひましたの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...親分」「早くブチまけてしまひな」「あの色後家の亭主――小倉嘉門が...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...私はもう言つてしまひます」「白状する氣になつたか... 私はもう言つてしまひます」「白状する氣になつたかの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...三輪の萬七親分に縛られてしまひましたよ」「門跡前へ何にか用事があつたのか」「春徳寺は貧乏寺で...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...銀座で今広（いまひろ）の鶏（とり）をたべるといったふうだった... 銀座で今広の鶏をたべるといったふうだったの読み方
長谷川時雨「田沢稲船」

...寢ておしまひ... 寢ておしまひの読み方
林芙美子「或る女」

...近さを嘆じた程間もなく着いてしまひましたよ... 近さを嘆じた程間もなく着いてしまひましたよの読み方
牧野信一「風流旅行」

...いふてしまひましたがな... いふてしまひましたがなの読み方
水上滝太郎「大阪の宿」

...おしまひまで見てしまうたよう... おしまひまで見てしまうたようの読み方
三好十郎「妻恋行」

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