...高麗剣(こまつるぎ)の柄(つか)にこそ手をかけて見たが...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...おもむろに高麗剣(こまつるぎ)の柄(つか)へ手をかけた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...「折りつればたぶさにけがるたてながら三世(みよ)の仏に花たてまつる(三二)...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...一村の氏神にまつる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「朱泥は呈上可仕候(つかまつるべくそうろう)唐墨の方は進呈致兼候(いたしかねそうろう)間(あいだ)存分(ぞんぶん)御(ご)試用の後御返送を願上候(ねがいあげそうろう)」というのである...
中谷宇吉郎 「南画を描く話」
...御出被下(おいでくだされ)候えば喜こんで室々御案内可仕(つかまつるべく)候...
夏目漱石 「倫敦消息」
...高麗唐土までも従いたてまつるほどの御勢なれば...
蜷川新 「天皇」
...銀(しろがね)の十字をかけまつる...
萩原朔太郎 「瀧」
...雲雀料理ささげまつるゆふべの愛餐...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...仕へまつる者です...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
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三好達治 「故郷の花」
...「これをあの方にたてまつるよう...
室生犀星 「津の国人」
...御同胞(みはらから)を称へまつる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...常々おそばへ出入りをつかまつる早水秀之進と申す郷士の伜(せがれ)だとのことでござります」頼胤は眼を宙にやった...
山本周五郎 「新潮記」
...われら身をきよめ御身を敬いまつることを人に弘め...
横光利一 「旅愁」
...臨幸(りんこう)を厭(うと)んじたてまつるなどの者は...
吉川英治 「私本太平記」
...おわびをつかまつるほかはございませぬ」すると...
吉川英治 「私本太平記」
...(天正十年六月の父の忌日(きじつ)をまつるたびに...
吉川英治 「新書太閤記」
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