...あの言葉は母音(ぼいん)に終つてゐない...
芥川龍之介 「僕は」
...そこには二つの母音重複(ぼいんちょうふく)がある...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...もし賛成ならば署名と拇印(ぼいん)を押して呉れと言う...
梅崎春生 「ボロ家の春秋」
...即ち拇印(ぼいん)爪印(つめいん)とも申ます...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...母音(ぼいん)の多い緩慢な言語と...
永井荷風 「妾宅」
...筋書通りそれを繰り返して口書拇印(くちがきぼいん)を取り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...筋書通りそれを繰り返して口書(くちがき)拇印(ぼいん)を取り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口書(くちが)き拇印(ぼいん)がなくたって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「林彦三郎は口書(くちが)き拇印(ぼいん)も済んで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「林彦三郎は口書(くがき)拇印(ぼいん)も濟んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小染は口書き拇印(ぼいん)を取られて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...拇印(ぼいん)を押した...
火野葦平 「花と龍」
...またそれぞれの拇印(ぼいん)が捺(お)してあった」「字の書ける者がそんなにいたわけでしょうか」去定は歩きながら...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...証文といっても拇印(ぼいん)だけで...
山本周五郎 「さぶ」
...もうその時(とき)捺(お)した拇印(ぼいん)の血は乾いて漆(うるし)のような色をしている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...何として」「拇印(ぼいん)を」と...
吉川英治 「親鸞」
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