...ほほほほ...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...」「あれ、人が居ます、ほほほ...
泉鏡花 「薄紅梅」
...」「静岡は暢気(のんき)でしょう、ほほほほほ...
泉鏡花 「婦系図」
...「酔ってますね、ほほほ...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...」懐紙(ふところがみ)を器用に裂くと、端を捻(ひね)り、頭を抓(つま)んで、「てるてる坊さん、ほほほ...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...ほほほほ」僕は、ぎょっとしてうしろをふりかえった...
海野十三 「海底都市」
...はッはッ」「ほほほほ...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...それでも博士は、意に介しなさることなく、酔客ひとりひとりに、はは、おのぞみどおり、へへへへ、すみません、ほほほ、なぞと、それは複雑な笑い声を、若々しく笑いわけ、撒(ま)きちらして皆に挨拶いたし、いまは全く自信を恢復(かいふく)なされて、悠々とそのビヤホールをお出ましになりました...
太宰治 「愛と美について」
...お千鶴さんに何かごちそうしておあげな」「ほほほほ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ほほほほほほようすが見たかったわ」「だれが行ってもあの家(うち)では納まるまいよ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...時々ほほほと低くお笑いなすった...
豊島与志雄 「牛乳と馬」
...」「ほほほ、聖母マリアみたい……...
豊島与志雄 「化生のもの」
...御上手な――」「口先だけは――言訳に慣れているからの」「ほほほ...
直木三十五 「南国太平記」
...あんたの源氏名は、いったいなんてえんです」腰元は、ほほほと笑って、「小波(さざなみ)でございます」「鴫立(しぎた)つや、沼(ぬま)によせくる小波の、……いい名ですな...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ほほほほほ」「お草履をおはきなさいよ」と...
広津柳浪 「今戸心中」
...私をからかッたッて……」「ほほほほ」と...
広津柳浪 「今戸心中」
...妾、お腹(なか)がどうかなりはしないかと思って、ずいぶん心配しましたわ、ほほほほほ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...……ほほほ」二つの灯りのうち...
吉川英治 「新・水滸伝」
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