...しかし自分が放り出される所まで来ると記憶の糸はぷっつり切れてしまった...
有島武郎 「カインの末裔」
...ぷっつり切れてしまうからなあ」「でも...
海野十三 「宇宙戦隊」
...ぷっつり電話をきってしまいました...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...ぷっつり電話がきれてしまいました...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...ぷっつりと電話を切ってしまいました...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...ぷっつり電話は切れてしまいました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...そういってぷっつり言葉を切った...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...私の船用大形ナイフ(ガリー)でぷっつりと切ってやれば...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ぷっつりと酒(さけ)をやめました...
高山毅 「福沢諭吉」
...克子はすぐにぷっつりと離した...
壺井栄 「大根の葉」
...以前は、お金がほしいとか、僕はとても貧乏だとか、そんなことをしきりに云っていらしたのが、ぷっつりと、お金のことは口になさらないんです...
豊島与志雄 「千代次の驚き」
...瞬間にぷっつり息が切れて...
豊島与志雄 「春」
...」ぷっつりと言葉を切って...
豊島与志雄 「三つの嘘」
...「お前、俺の蹤けてたのを、知っていたのかい?」「兄貴、長いことする仕事じゃあねえ、お前、ぷっつり、この道あ、よしたと考えていたが――危え、左手一本で、昔のように、上手な仕事が出来るもんけえ...
直木三十五 「南国太平記」
...――――そこで彼の過去の世の記憶はぷっつり切れている...
中島敦 「木乃伊」
...母がぷっつりと来ないようになった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...親方はぷっつり手短に答えて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...罪でないような気がするだけさ」いっているうちに帯から抜いた懐剣(かいけん)! 万吉の縄目をぷっつり切って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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