...ぶくっと浮いてるのもあります...
豊島与志雄 「未亡人」
...畳の上へ一足掛けて見るとぶくっとした...
夏目漱石 「坑夫」
...私ははじめじぶくったが...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...菱苅はしぶくっていたが...
久生十蘭 「一の倉沢」
...何かじぶくって泣くとお母さんが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あなたにじぶくっているようで相すみませんが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かえったその晩お酒のみすぎて下らないことにじぶくって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...小曲小さな男の児が大きい椅子の根っこでじぶくっている父親は遂に夕飯に帰れずとなりの子供たちはみんな出払っている休日の夜...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...男の児はじぶくっている「お父ちゃまとお風呂に入りたいんだよ」ウェーンウェーン母親はミシンを動しているこれから生れる子供のために椅子の上には赤い毛糸の足袋で小さい女の子が笑っている「お父ちゃまと一緒に入りたいんだってえば」母はなおミシンを動している...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一ぺんにぶくぶくって煮え返るんじゃないかと思うくらいよ...
森本薫 「女の一生」
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