例文・使い方一覧でみる「ふらりふらり」の意味
スポンサーリンク...彼はふらりふらりと今にも飛び出しそうな様子だ... 
魯迅 井上紅梅訳 「阿Ｑ正伝」
...ふらりふらりと轉（こ）けてゆく...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...上手（かみて）から一人の着物の前をはだけてひき擦（ず）るように着た痩せた男が路いっぱいにふらりふらりと大股に左右に揺れて降りてくるのを見た...
田畑修一郎 「石ころ路」
...ふらりふらりとついて行く...
田畑修一郎 「南方」
...ふらりふらり動いてるとすれば...
豊島与志雄 「山上湖」
...ふらりふらりとたぐりよせられていました...
豊島与志雄 「椎の木」
...凧といっしょにふらりふらりと地面へ落ちてゆきました...
豊島与志雄 「椎の木」
...ふらりふらり身を揺っていた...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...ふらりふらりと夜の町をさまよい...
永井荷風 「ひかげの花」
...或いはふらりふらりと侵入して行くもののようであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...屈托気（くったくげ）にふらりふらりと揺れる...
夏目漱石 「草枕」
...長いものがふらりふらりと二三度揺れる...
夏目漱石 「虞美人草」
...ふらりふらりと歩いてゐる...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...ふらりふらりと歩いていた...
堀辰雄 「三つの挿話」
...きょうは一日ふらりふらりと歩いて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
......
三好達治 「故郷の花」
...とたんに手からさッと日の丸扇子（せんす）が咲くと、あまりの、徒然（つれづれ）にあまりの、つれづれに門に瓢箪（ひょうたん）つるしてながめ候えば折ふし、そよ風の来てあなたへ、ひょこりこなたへ、ふらりひょこり、ふらりふらり、ひょこり瓢箪（ひょうたん）つるして面白やの――声も大きく、小舞歌をうたって、他念なく舞い出した...
吉川英治 「新書太閤記」
...ふらりふらりとさがっているのだ...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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