...彼はまたこの時にふくらはぎに苦しい痛みを訴えた...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...ハルクのふくらはぎのむすび目をこえて...
海野十三 「火薬船」
...その腓(ふくらはぎ)は踊のあらゆる部分において月のように光っていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...ふくらはぎの半分を包むブーツは...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...誰やら脹脛(ふくらはぎ)を後から窃(そ)と押す者がある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...イワンの足が腓腸(ふくらはぎ)まで見えなくなつた...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...実際行潦(ぬかるみ)へ左の足を腓腸(ふくらはぎ)まで蹈み込んだ...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...ふくらはぎや腕のふくらみの處は老人のそれのやうにたるんで...
南部修太郎 「病院の窓」
...ふくらはぎまで突っこんだまま...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「ああ極楽! 極楽!」すべすべと柔かい十子のふくらはぎに私の足がさわると...
林芙美子 「新版 放浪記」
...第一に彼の肉付きの良い目立ったふくらはぎは彼のがっしりした高い鼻と同様に道徳的に高い性格を感じさせ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...今云つたサムの腓(ふくらはぎ)が痛くなつたに相違ないと思はれる迄に...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ふくらはぎをさした...
北條民雄 「無題※[#ローマ数字1、1-13-21]」
...ふくらはぎはふくらませ...
北條民雄 「癩院記録」
...中盛丸山の登りはふくらはぎがつるほど急なので...
松濤明 「春の遠山入り」
...臀(しり)と腿(もも)と腓(ふくらはぎ)は大なるを欲し...
南方熊楠 「十二支考」
...私は往來では婦人の腓脛(ふくらはぎ)ばかり見てゐて...
室生犀星 「巷の子」
...腓腸(ふくらはぎ)の贋物(にせもの)を食っ附けて歩いているのよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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