例文・使い方一覧でみる「ひとりぽっち」の意味
スポンサーリンク...まだ帰らないのだとだだをこねてとうとうひとりぽっちになってしまいました... 
有島武郎 「燕と王子」
...わたしの老嬢はいつもひとりぽっちで...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...「ひとりぽっちで淋しいんでしょう...
犬田卯 「一老人」
...やっぱり自分はひとりぽっちなのか...
海野十三 「大空魔艦」
...空井戸（からいど）の中にひとりぽっちとなり...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...青白い鬼火がふわふわと宙におどっているのをこんな場所でしかも心細いひとりぽっちで見物したんでは...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...ひとりぽっちになった僕は...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...ひとりぽっちで援（たす）けのない者を欺いて...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...画家はひとりぽっちになる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「天才」
...現在の家へひとりぽっちで逃げてまいりました...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...闇にひとりぽっちの爛酔（らんすい）の客...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友から一喝されても、その野郎はなおひるまず、「二貫やるぜ、二貫――洛北の岩倉村まで二貫はいい日当だろう」「お気の毒だがな、おいらあ主人持ちだ、こうして、ここで、ひとりぽっちで、つまらねえ面（かお）をしているようなもんだが、職にあぶれてこうしてるわけじゃねえんだぜ、頼まれておともを仰せつかって、御主人がこの寺の中へ入っている、おいらはここで待ってるんだ、だから、誰に何と言って頼まれたからって、御主人をおっぽり出して銭儲（ぜにもう）けをするわけにゃあいかねえ」米友として、珍しく理解を言って、おだやかに断わりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...かわいそうなくらいひとりぽっちです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...事実上ひとりぽっちだし...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...きみをひとりぽっちにさせない...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...この農場（のうじょう）でひとりぽっちになってしまったのです...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...ひとりぽっち」欄干にある庄次郎の手へ...
吉川英治 「松のや露八」
...それが自分をひとりぽっちにしていることに気づいてそれが少なからず私を悶えさせるものであった...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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