...はっとさせるようなチョッキを着て...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...うるさく電話をかけておいて、急にやめると、相手は不審に耐えられなくなって、こちらの動静をさぐりにくるはずだ、という、ややこしい心理の計算は、一種、霊妙な感じで、はっとさせるが、よく考えてみると、やはり、どこか尋常でないところがある...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...何にもせよ鈍色というものは人をはっとさせる色であると思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
便利!手書き漢字入力検索