例文・使い方一覧でみる「なおかつ」の意味


スポンサーリンク

...なおかつ雪の上にわずかに顔を出した樹の枝にすがってあらゆる奮闘をよぎなくされた...   なおかつ雪の上にわずかに顔を出した樹の枝にすがってあらゆる奮闘をよぎなくされたの読み方
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」

...しかもなおかつ私を毒殺したいと叫び私の妻になりながら――いかに醜い不具者(かたわもの)とはいえ...   しかもなおかつ私を毒殺したいと叫び私の妻になりながら――いかに醜い不具者とはいえの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...なおかつ老人が遺言状を作らないと君たちにはわかっていた...   なおかつ老人が遺言状を作らないと君たちにはわかっていたの読み方
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」

...なおかつ社会を抜け出で...   なおかつ社会を抜け出での読み方
戸坂潤 「読書法」

...なおかつ納得がゆかず...   なおかつ納得がゆかずの読み方
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」

...そこで俗界のいわゆる安固と名利もこれを犠牲にしてまでもなおかつ内部の自由と安固とを得んとする...   そこで俗界のいわゆる安固と名利もこれを犠牲にしてまでもなおかつ内部の自由と安固とを得んとするの読み方
新渡戸稲造 「自由の真髄」

...なおかつよその男の夢を見るのだ...   なおかつよその男の夢を見るのだの読み方
林芙美子 「恋愛の微醺」

...そしてまた、この同一性を正当化するために、継続した存在によって前後の知覚を結合する傾向も与え、なおかつ、前後の知覚の中断した現れが必然的に含むであろう矛盾を、回避する傾向も与えるのである...   そしてまた、この同一性を正当化するために、継続した存在によって前後の知覚を結合する傾向も与え、なおかつ、前後の知覚の中断した現れが必然的に含むであろう矛盾を、回避する傾向も与えるのであるの読み方
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」

...なおかつこれをかえりみず...   なおかつこれをかえりみずの読み方
福沢諭吉 「学者安心論」

...なおかつ三十の星霜を費し...   なおかつ三十の星霜を費しの読み方
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」

...これだけの芸境に達していてなおかつ...   これだけの芸境に達していてなおかつの読み方
正岡容 「随筆 寄席風俗」

...猶且(なおかつ)慊(あきた)らず...   猶且慊らずの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...なおかつ硬化したその大根の上部をも切取って...   なおかつ硬化したその大根の上部をも切取っての読み方
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」

...なおかつ自然がこれに課したる序列を堅く守る...   なおかつ自然がこれに課したる序列を堅く守るの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...旧六波羅探題のあとに住んで、みずから称(とな)えてそこを、六波羅奉行となし、また、わが名による“御教書(みぎょうしょ)”を発して、はやくも独自な政治的手腕のはしを見せていたが、なおかつ、東国の空をのぞんでは、「さて、どうしているぞ? どうなることか?」と、早馬のひづめに、胸の明け暮れ、かきたてられていたことにちがいない...   旧六波羅探題のあとに住んで、みずから称えてそこを、六波羅奉行となし、また、わが名による“御教書”を発して、はやくも独自な政治的手腕のはしを見せていたが、なおかつ、東国の空をのぞんでは、「さて、どうしているぞ? どうなることか?」と、早馬のひづめに、胸の明け暮れ、かきたてられていたことにちがいないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...――あの徳川家康においてすらなおかつそうであったところを見ても...   ――あの徳川家康においてすらなおかつそうであったところを見てもの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...ちかごろ、宮廷のうちも、際だって、華美になり、むかしは、天皇のほかには着なかったような物を、一介(いっかい)の史生(ししょう)や蔵人も着かざったり、采女(うねめ)や女房たちが、女御更衣にも負けずに艶(えん)を競ったり、従って、風紀もみだれ、なおかつ、廟議や政務にいたっては、てんで、怠り放題な有様である...   ちかごろ、宮廷のうちも、際だって、華美になり、むかしは、天皇のほかには着なかったような物を、一介の史生や蔵人も着かざったり、采女や女房たちが、女御更衣にも負けずに艶を競ったり、従って、風紀もみだれ、なおかつ、廟議や政務にいたっては、てんで、怠り放題な有様であるの読み方
吉川英治 「平の将門」

...「お綱ッ、情(じょう)の強(こわ)いのも程にしろよ」「わたしには、弦之丞様という、心に誓った人があるというのに、まだそんなくどいことを」「おう、恋仇があるときけば、なおさら俺の根性として、てめえを弦之丞のものにさせねえのだ」「ええ、誰が、お前なんぞに! ……」腕に腕を絡(から)んでもぎ離そうとしたけれど、孫兵衛の膝はビクともせずに折り敷いて、なおかつ、女の足掻(あが)き悶(もだ)える態(さま)を心の奥で陶酔(とうすい)している...   「お綱ッ、情の強いのも程にしろよ」「わたしには、弦之丞様という、心に誓った人があるというのに、まだそんなくどいことを」「おう、恋仇があるときけば、なおさら俺の根性として、てめえを弦之丞のものにさせねえのだ」「ええ、誰が、お前なんぞに! ……」腕に腕を絡んでもぎ離そうとしたけれど、孫兵衛の膝はビクともせずに折り敷いて、なおかつ、女の足掻き悶える態を心の奥で陶酔しているの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「なおかつ」の書き方・書き順

いろんなフォントで「なおかつ」


ランダム例文:
かわいい顔   岩見   獣害  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

この漢字は何でしょう?

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
指定席   最悪期   停戦合意  

スポンサーリンク

トップへ戻る