...この三つのうちのどれかが成功すれば...
海野十三 「海底大陸」
...岡田はそのどれかの滝壺(たきつぼ)へ飛込んで...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...このうちのどれかが...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...「どれか籠をお買いになりませんか?」と彼は訊(き)いた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...この町の誰がわたしにその標題をさえおしえることができるか? たいていの人はヘブライ人以外にどれかの国民が経典をもっていたということを知らない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...どれか一つ持つて帰つて下さいよ...
太宰治 「お伽草紙」
...全国至るところにある発電所の堰堤(えんてい)のどれかが...
寺田寅彦 「軽井沢」
...新聞の類型的描写が自然にぴったりとこっちの持参の型のどれかにはまり整合する...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...しばらくしてどれかが下降し始めると他のものもまた相前後して下降する...
寺田寅彦 「破片」
...それからその者を撃った弾丸のどれかは窓縁に当ったに相違ない...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...人々は之等のどれか一つを取って来て...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そのうちのどれか一方に目的がある場合に限るので...
中里介山 「大菩薩峠」
...そしてその中どれか一つは自由に書けなくちゃいけませんね...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...それらのうちのどれかに相当するものとして聞くのである...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...私の考えでは、ヴァン・ディーメンズ・ランドの北東にある群島の、どれか一つに、たどりつこうと思っていたのです...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...彼のところから程遠からぬ三つの小さな黒ずんだ木の扉のどれかを通って逃げることもできた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...どれか一つを抛つことが出来なかつたら二つとも抛つてしまはう...
平出修 「計画」
...果して彼はその中のどれから彼の実験を始めるか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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