...所がお酒と女とで間もなく無一文とおなりになって...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...洗吉さんは障子のところへごろりとおなりになつて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...七八ねん目には小谷のころよりもなまめかしゅうつや/\とおなりなされて...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...ゲエルのすべての神々は我等の味方とおなりなさろう! レッド・ブランチ! レッド・ブランチ!軍人等 (剣や槍を叩いて)レッド・ブランチ! レッド・ブランチ!コノール 昇る日の旗をかかげよ! 昇る日の旗をかかげよ!軍人等 昇る日の旗! 昇る日の旗!コノール (勝ち誇って)神々は我等と共においでになる! (少し声を低くして...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...東宮にも帝王とおなりになる日のお心得事などをお教えあそばされるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...遁世(とんせい)の人とおなりになるお用意ばかりを院はしておいでになるのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今はひとかどの琵琶法師とおなりだろうな」「いえいえ...
吉川英治 「私本太平記」
...たとえ染衣剃髪(せんえていはつ)のお身とおなりであろうとも...
吉川英治 「私本太平記」
...御大将(おんたいしょう)とおなりあそばして...
吉川英治 「神州天馬侠」
...われわれどもの盟主(めいしゅ)とおなりくださいますよう...
吉川英治 「神州天馬侠」
...心からの世捨人(よすてびと)とおなりなされたのですか」「もし...
吉川英治 「神州天馬侠」
...明けて七十一とおなり遊ばしましたな」「思わぬ長寿をするものかな...
吉川英治 「新書太閤記」
...あっぱれ碩学(せきがく)とおなりあるようにと……...
吉川英治 「親鸞」
...上皇とおなり遊ばしてからは後鳥羽院と申し上げているあの御方(おんかた)ほどな達人は先ずあるまいと下々(しもじも)の評でございまする」禅閤兼実(かねざね)はうなずいて...
吉川英治 「親鸞」
...「もう……どうなとおなり」昼の月へ向いて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...いつか十七年とおなり遊ばし...
吉川英治 「源頼朝」
...人のなし得ない天の使命をうける人とおなりなさい)三ふと...
吉川英治 「源頼朝」
...人のなし得ない役割をも甘んじてやりのける人とおなりなさい――鞍馬谷で打ちこまれた信念がその眸にはすわっていた...
吉川英治 「源頼朝」
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