...韃靼(だったん)人の槍(やり)ほどもある長くて重い釣竿(つりざお)をもって...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...風立った柳や芦(あし)を後ろに長い釣竿(つりざお)を手にしていた...
芥川龍之介 「追憶」
...これは両国の袂(たもと)の釣竿(つりざお)屋の金という人が拵(こし)らえて売る凧で...
淡島寒月 「凧の話」
...矢張(やは)り同じように釣棹(つりざお)を沢山やって...
池田輝方 「夜釣の怪」
...釣竿(つりざお)のように...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...その橋の右の袂(たもと)にも釣竿(つりざお)を持った男が立っていた...
田中貢太郎 「蟇の血」
...釣竿(つりざお)と手桶(ておけ)をさげてつづく)ソーリン (カッとして)理不尽にもほどがある! 一体なんたることだ! つくづくもう厭になったよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...ヤーコフ (テーブルの上を片づけながら)釣竿(つりざお)もやはり入れますんで?トリゴーリン そう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...釣竿(つりざお)もってって波止場で釣りしたっておもしろいよ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...釣竿(つりざお)だの...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...兄が高圧的に釣竿(つりざお)を担がしたり...
夏目漱石 「私の個人主義」
...こいつは臭いと思ったよ」「釣竿(つりざお)で捕物は始めてですね」「曲者はどうしても姿は見せないと言うから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...釣竿(つりざお)を持って...
原民喜 「壊滅の序曲」
...あたかも釣竿(つりざお)を差し出したようになっており...
牧野富太郎 「植物知識」
...餌(えさ)をつけ代えるために釣棹(つりざお)をあげた...
山本周五郎 「お繁」
...手に釣竿(つりざお)を持ったまま...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...釣竿(つりざお)と魚籠(びく)を持ち...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...釣竿(つりざお)みたいな物の先に...
吉川英治 「松のや露八」
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