...ちょぼちょぼと青い小さなひと村...
伊藤左千夫 「落穂」
...ちょぼちょぼとしたその小村の森を見いだした時...
伊藤左千夫 「落穂」
...雑木(ぞうき)がちょぼちょぼと繁(しげ)っているばかりで...
伊藤左千夫 「落穂」
...鼻の先に痘痕(あばた)がちょぼちょぼある人だという...
鈴木三重吉 「千鳥」
...蘇枋(すおう)の花房の枝の先に若葉がちょぼちょぼと散点して見え出す...
寺田寅彦 「五月の唯物観」
...しかも基底はちょぼちょぼであるためやはり大きい目で見れば主観的なもので強ばって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...文学の話はちょぼちょぼで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...――綿屋のおつゆちゃんは十二でちょぼちょぼと生えた...
山本周五郎 「青べか物語」
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