...魔窟(まくつ)と当時呼ばれていたこんな最低のシマのど淫売に俺はぞっこん惚れこんでしまったのだ...
高見順 「いやな感じ」
...当然ながら妹のソフィアはもう一目でぞっこんで...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...あたしあなたにぞっこんでよ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ぞっこん惚れ奉って...
直木三十五 「南国太平記」
...ぞっこんお静に惚(ほ)れているんだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...近頃才六もぞっこん惚れて居るお滝を取持って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十八になったばかりの娘のお絹にぞっこんで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十七のお嬢さんにぞっこん参っている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かねてお源にはぞっこんまいっていて附け文の二...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...ひときわ華やかなマルメゾン・カーネーションにぞっこんの振りをした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...お前にぞっこんってことだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...あの女にぞっこんだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...コプリがぞっこん惚れたからだとか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...コプリがぞっこん惚れて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...もうこれだけいっただけで説明にも及ぶまいとおもうが念のために蛇足を添えるならつまりぞっこんと惚れ込んでいるこの自分の心をうっかり話の途切れに相手に悟られてしまってはならない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...上方(かみがた)役者にぞっこんまいッてしまったらしいぞ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...T「ぞっこん惚れた女があるじゃ御座いませんか?」と言う...
山中貞雄 「武蔵旅日記」
...この女はぞっこん好きで好きでならぬが...
吉川英治 「私本太平記」
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