...じーんと頭のしんにひびいた...
海野十三 「火薬船」
...頭の芯がじーんと痛くなり...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...頭の芯がじーんと痛くなり...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...俺の胸はじーんとなった...
高見順 「いやな感じ」
...じーんと胸にくるものがあった...
高見順 「いやな感じ」
...そのくらいのことはさせて下さい」「うれしいことを言ってくれらあ」胸がじーんとなったので...
高見順 「いやな感じ」
...耳の奥がじーんとするような静かさの中になお暫く憩(いこ)うていた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...じーんと耳の底が鳴るくらい淋しい湯宿の部屋にいつけた頭脳(あたま)は...
徳田秋声 「爛」
...じーんと頭じゅうが鳴りわたって...
新美南吉 「久助君の話」
...じーんと響いてきさうだつた...
原民喜 「火の子供」
...じーんと耳鳴(みみなり)がして...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...少しの曖昧(あいまい)さもなくじーんと耳にひびいて...
本庄陸男 「石狩川」
...じーんと耳の底にその音が聞える...
本庄陸男 「石狩川」
...春の息吹きがじーんと響いてくる...
松濤明 「春の遠山入り」
...おしっこがしたくなりじーんと来る軽度のしびれを待つのだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...夜の明けるまで休んでおいでになりませんか」深喜は眼がじーんと熱くなるのを感じた...
山本周五郎 「花も刀も」
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