...其処に又無尽燈(むじんとう)がともつてゐる...
芥川龍之介 「雛」
...埃及(えじぷと)のスフインクスは獅身(ししん)人頭(じんとう)である...
伊東忠太 「妖怪研究」
...熱さがじんじんと伝わって来る...
梅崎春生 「幻化」
...「無人島(むじんとう)でしょうか」「どうもそうらしいね」「人食(ひとく)い人種がいるよりは...
海野十三 「恐竜島」
...ただどこやらから、地下戦車のエンジンの響きが聞えるのと、立っている人々の足に、じんじんじんと、異様(いよう)な地響(じひびき)が伝わるのと、たったそれだけであった...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...のちにひでよし公ちゃくじんときゝましてあわてゝにんずをたてなおしたと申します...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...軒(のき)には御神燈(ごじんとう)さげて盛(も)り塩(しお)景気よく...
永井荷風 「桑中喜語」
...芸者が座敷より帰つて来る刻限を計り御神燈(ごじんとう)の火影(ほかげ)に格子戸(こうしど)の外より声をかけ...
永井荷風 「桑中喜語」
...一種妙な感じがするのは奇体だ」「舟板塀(ふないたべい)趣味(しゅみ)や御神灯(ごじんとう)趣味(しゅみ)とは違うさ...
夏目漱石 「虞美人草」
...行先(ゆくさき)は何(いづ)れも御神燈(ごじんとう)の下(した)をくゞるか...
樋口一葉 「この子」
...夫(そ)れを埋(う)めやうとて雷神虎(らいじんとら)が盆筵(ぼんござ)の端(はし)についたが身(み)の詰(つま)り...
樋口一葉 「にごりえ」
...じんじんと蒸気を出す壁の振動が...
横光利一 「上海」
...槍(やり)や陣刀(じんとう)をきらめかせて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...敵の脳骨(のうこつ)はみじんと見えた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...五体みじんとなったでしょう」「イヤイヤ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...苜蓿(うまごやし)にんじんと兄貴のフェリックスは...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...にんじんとしては...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...彼の「身心脱落(しんじんとつらく)」の語も...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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