例文・使い方一覧でみる「しゃにむに」の意味
スポンサーリンク...いきなりその馬に跨（またが）って遮二無二（しゃにむに）街道を走り出しました... 
芥川龍之介 「温泉だより」
...一番正直な雌の河童は遮二無二（しゃにむに）雄の河童を追いかけるのです...
芥川龍之介 「河童」
...鞭（むち）をふりあげ遮二無二（しゃにむに）小僧をおっかけた...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...そのアイデアというのは……」委員Ｇ「遮二無二（しゃにむに）...
海野十三 「諜報中継局」
...しゃにむに僕をその箱の中に押しあげて...
大杉栄 「日本脱出記」
...だから丸万は、しゃにむに、俺を連れて行った...
高見順 「いやな感じ」
...しゃにむに庭を通り抜けて...
高見順 「いやな感じ」
...あわてて遮二無二（しゃにむに）木立を通り抜け...
太宰治 「惜別」
...遮二無二（しゃにむに）相手に思い込ませようとしていたのみか...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...遮二無二（しゃにむに）この新婿様（にいむこさま）を駕籠に乗せて引張って行ってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...遮二無二（しゃにむに）...
中里介山 「大菩薩峠」
...しゃにむに淋しくてならない...
林芙美子 「放浪記（初出）」
...さかんな雪煙りをあげながら緩（かん）傾斜のトレールをしゃにむにのぼって行った...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しゃにむにそこに辿（たど）りつかねばならぬのである...
本庄陸男 「石狩川」
...しゃにむに励むこの猛稽古――...
正岡容 「寄席」
...しゃにむにその男をおしのけて...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話」
...遮二無二（しゃにむに）...
吉川英治 「私本太平記」
...遮二無二（しゃにむに）...
吉川英治 「新・水滸伝」
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