...思われるようにしむける事も出来ないんです...
芥川龍之介 「片恋」
...悪い結果をその幼い心に残さないようにしむけるのはさすがに容易な事ではなかった...
有島武郎 「或る女」
...ただちに貴様討伐隊をさしむけるから...
海野十三 「軍用鮫」
...」小林少年のさしむける懐中電灯の...
江戸川乱歩 「黄金豹」
...しむけるにちがいありません...
江戸川乱歩 「大金塊」
...さしむけるのでした...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...小林君のさしむけるピストルを見て...
江戸川乱歩 「超人ニコラ」
...部下の警官と刑事を四人ほどさしむける...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...彼は籠を買うことが相手にとってやりがいのあるようにしむけることが...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...出てくるように支那はしむける...
高見順 「いやな感じ」
...いつでも私に意地悪くしむけるのです...
太宰治 「駈込み訴え」
...そうむごいことをしむけることもできませんでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...というふうにしむけるのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...これからは仕事に身をいれるやうにしむける時分ぢやなからうかね?」「ええ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...させようとしむけるのだな...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...好奇心の起こるようにしむける者もあるのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...どうしてそう酷い事を吾々の民族にしむけるのであるか...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...どうしてそう酷い事を吾々の民族にしむけるのであるか...
柳宗悦 「民藝四十年」
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