...本当は人一倍さびしがりの子なのかも知れない...
太宰治 「パンドラの匣」
...鳩はさびしがりや...
種田山頭火 「其中日記」
...彼は私よりもさびしがりやだ...
種田山頭火 「其中日記」
...私もさびしがりやにあともどりしつゝあるやうだ...
種田山頭火 「其中日記」
...・自動車まつしぐらに炎天・木かげは涼しい風がある旅人どうし若葉の中からアンテナも夏めく・それはそれとして草のしげりやうは湯田温泉夏山のかさなれば温泉(ユ)のわくところ・おもひでの葉ざくらのせゝらぐ・さびしがりやとしてブトにくはれてゐます七月十一日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...八月十日の卒倒菩薩は私から過去の暗影を払拭してくれた、さびしがり、臆病、はにかみ、焦燥、後悔、取越苦労、等々からきれいさつぱりと私を解放してくれた...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...さびしがりますから...
新美南吉 「のら犬」
...友達さびしがりて誘ひにと行けば今に今にと空約束(からやくそく)はてし無く...
樋口一葉 「たけくらべ」
...友達さびしがりて誘ひにと行けば今に今にと空約束はてし無く...
樋口一葉 「たけくらべ」
...友達(ともだち)さびしがりて誘(さそ)ひにと行(ゆ)けば今(いま)に今(いま)にと空約束(からやくそく)はてし無(な)く...
樋口一葉 「たけくらべ」
...見かけによらないさびしがり屋が住んでいるのではないかとおもうが...
山之口貘 「酒友列伝」
...孤独をさびしがり...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索