...――昭和十二年十月二十四日といふ今日の好き日をことほぐ...
種田山頭火 「其中日記」
...やいのやいのとことほぐかのようににおいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...その寒暖計に小き輪飾(わかざり)をくくりつけたるは病中いささか新年をことほぐの心ながら歯朶(しだ)の枝の左右にひろごりたるさまもいとめでたし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...そなたがいてくれてめでたい元旦をことほぐことができた...
室生犀星 「津の国人」
...お身と我らの倖せをことほぐためにも宜(よ)かった...
室生犀星 「津の国人」
......
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...……範宴少僧都(しょうそうず)の君をことほぐために...
吉川英治 「親鸞」
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